インストール

Cordovaコマンドラインツール(CLI)はnpmパッケージとして配布されています。

cordova CLIツールをインストールするには、次の手順に従ってください。

  1. Node.jsをダウンロードしてインストールします。インストール後、コマンドラインでnodenpmが実行できるようになります。

  2. (オプション) まだインストールしていない場合は、gitクライアントをダウンロードしてインストールします。インストール後、コマンドプロンプト(ターミナル)でgitコマンドを実行できるようになります。Cordova CLIとnpmは、gitリポジトリURLで参照されたアセットをダウンロードする際にgitコマンドを実行します。

  3. Node.jsのnpmユーティリティを使用して、cordovaモジュールをインストールします。cordovaモジュールはnpmユーティリティによって自動的にダウンロードされます。

    • macOSとLinuxの場合

       npm install -g cordova
      

      macOSとLinuxユーザーは、/usr/local/shareなどの制限されたディレクトリにこのユーティリティをインストールする場合、npmコマンドを実行する際にsudoプレフィックスを使用する必要がある場合があります。ただし、オプションのnvm/naveツールを使用している場合、またはインストールディレクトリへの書き込みアクセス権を持っている場合は、sudoプレフィックスを省略できる場合があります。

      また、権限とパッケージのインストールに潜在的な問題を防ぐために、一般的にnpmsudoを使用することは避けることをお勧めします。

      代わりに、nvm(Node Version Manager)やnaveなどのバージョンマネージャーを使用してNode.jsとnpmのインストールを管理することをお勧めします。これにより、パッケージをインストールする際にsudoを使用する必要がなくなるのが一般的です。

    • Windowsの場合

       C:\>npm install -g cordova
      

    上記の-gフラグは、npmcordovaをグローバルにインストールするように指示します。それ以外の場合は、現在の作業ディレクトリのnode_modulesサブディレクトリにインストールされます。

    インストール後、コマンドラインで引数なしでcordovaを実行できるようになり、ヘルプテキストが表示されます。

要件とサポート

Cordova CLIバージョン サポートされているNode.jsバージョン
12.x >=16.13.0
11.x >=12.0.0
10.x >=10.0.0
9.x >=6.0.0